釣りと魚料理
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博多帰省2009夏 ~釣り編~
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 この時期、餌を落とせばなんか釣れる。それが九州の海。

 いつもは夏に帰省すると、壱岐や対馬に二泊くらいで投げ釣りに行くか、玄界灘(沖の島まわり)でジギングするかだが、今年は近場で陸っぱり釣りのみ。二年ぶりの帰省で、あちこち行くところもあったので。

 ここ数日、大雨で被害が出ている福岡だが、帰省中はよく晴れていた。強烈な日差しは夏そのもの、アブラ蝉も鳴いて九州の夏だなぁと思ったのだ。結局、帰省中は4日竿を出すことができた。


d0143592_111898.jpg まず、初日は糸島半島と唐津の間にある二丈町・福吉へ。ここは博多にいた頃、毎週末通った釣り場。免許とる前は電車で。とったあとは車で。もう住んだほうが良いのでは、と思うくらい通った。理由は海がきれいで釣りがしやすく、魚影が濃く、なにかしら必ず釣れるから。魚種も豊富で小物釣りのパラダイスだ。

d0143592_1112160.jpg 福吉漁港をはさんで右側に福井浜、左側に吉井浜と二つの砂浜がある。白砂青松の後ろにすぐ山があり、まさに風光明美。平日は人もほとんど来ないので、砂浜はプライベートビーチ状態。こんなところに車で1時間もかからず来れるのだから、博多っちゃ良いとこやね。

d0143592_1113017.jpg  まずは吉井浜で投げ釣りを。
 途中で寄った釣り具店によると、キスは型は小さいが数は出るとのこと。だんなはルアーロッドでちょい投げ。わたしは久しぶりに長い竿を振りまわして遠投を試みるも久しぶりで距離が出ず。アタリがあるのは30mより手前なので、数投でちょい投げ竿に交換。一投1~2尾のペースでピンギスのラッシュ。

d0143592_1114025.jpg と、いきなり竿先をスーッと持っていくアタリ。これは型が良さそうだ!
 慎重に巻いてくると、これが22cmのキス!砂の色が白いからか、ここのキスは色白でほんとに美しい。ちゃんとした写真を撮りたいと思うが、暑さでだんだん身体が動かなくなってきた。
 いきなり強い日差しを浴びたせいか、意識がもうろうとする。これはヤバいかも。あわてて道具を片付け、わたしだけ車に退散。大きいのが釣れたから、初日はこれで良いのだ。元気なだんなはさらに粘って数を追加、二人で合計40尾ほど釣って帰った。

d0143592_1114919.jpg 翌日も福吉へ。この日は漁港の堤防へ。福吉にはいくつも堤防がある。福井浜と漁港を隔てる堤防へ。船道に向かって投げるとキスが釣れる。

d0143592_112481.jpg だんなはサビキ釣りでアジゴ(小アジ)狙い。福岡ではサビキ釣りは下カゴが主流で、アミコマセを入れたカゴが着水した瞬間、そのあたりにタムロってたアジゴやちびクロ(メジナ)が一斉に集まってくる(いちばん上の画像)。コマセを入れなくても勝手に仕掛けにかかってくるほどで、魚影の濃さに改めて驚く。

d0143592_1121259.jpg しかし、悲しいかな釣れるのは唐揚げ、南蛮漬けサイズの豆アジ。束釣りもあっという間で、こうなると釣りというより作業に近い。
 しかし、だんなは「これだけ小魚がいれば、それを狙う魚もいるぞ」と欲を出す。
 すぐに釣れたのはネリゴ(カンパチの子)。

d0143592_1122099.jpg 次はソゲ(ヒラメの子)。フィッシュイーターの子供もうようよいるらしい。

d0143592_1123394.jpg わたしの投げの仕掛けに良いアタリ、良型カワハギの一荷。20cmもある!
 しばらく投げていると、だんだんキスのアタリは遠くなり、かわりにチャリコ(マダイの子)がじゃんじゃん釣れる。投げれども投げれどもチャリコの嵐。ここはいつもそうなのだが、おそらくこれは放流などではなく、天然だろう。海底はチャリコの絨毯に違いない。ちっちゃくてもマダイ様、すべて丁寧にリリースする。
 2時間ほどでクーラーボックスはミニミニ水族館の様相。もうちょっと大きいアジが釣りたいねぇ。

d0143592_113836.jpg 数日後行ったのは福岡市西区の端っこ、唐泊漁港。ここは近年、「恵比寿かき」という養殖かきで有名になっている。一度食べたことがあるが、これがおいしくてびっくり。残念ながらかき小屋が出るのは5月まで。

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 ここでもわたしは投げ、だんなはサビキ。わたしの竿にはピンギスとチャリコばかり。やっと良いアタリと思ったら小さいホウボウが。ここはホウボウが結構多いのだ。

d0143592_1132893.jpg かなり前だが、8月にここに夜釣りに来たら、漁港の内側がカマスのプールになっていたことがある。小さいルアーを投げると釣れるわ釣れるわ、笑いが止まらなかった。ここも魚影は濃いのだ。
 しかし、だんなの竿にはここでも豆アジばかり。夕マヅメを狙ったが、サイズは変わらず。いくらでも釣れるが、だんだん飽きてくる。完全に日が暮れたところで引き上げた。

d0143592_1134066.jpg 帰省最終日の早朝。福岡市の東の端に隣接する新宮漁港へ。実家からも近く、帰省するとよく行く釣り場だ。夜明け前に釣り場に到着。仕掛けを用意していたら、隣で釣ってたおじさんの竿にでかいアジが!
これは南蛮漬けじゃない、塩焼きサイズの中アジだ。「すごーい!」と思わず叫ぶと、おじさんが力強く言った。
この30分が勝負ばい!

d0143592_1135128.jpg 大慌てで準備し、浮きをつけた仕掛けを振り込む。それから小1時間、夢中で釣る。写真を撮る暇もない。日が昇って30分もすると、完全にアタリが途絶え、コマセもなくなった。

d0143592_11448.jpg 先に帰り仕度を済ませたおじさんが「明日は日曜だから、3時に来んと人がいっぱいよ」。来たいのはヤマヤマだけど、明日はもう福岡にいないんだよねぇ。親切なおじさんと挨拶して別れる。
 クーラーボックスをのぞくと中アジが22匹、良型のカマスも数匹。コマセの切れ目が縁の切れ目、満足して釣り場をあとにした。

d0143592_1141711.jpg 新宮漁港は博多湾の外海なので、水はかなりきれい。
 漁港内には渡船場があり、17分で相の島に着く。相の島はアオリイカ、アジがよく釣れる。漁港は足場も良く、釣りやすい。ただ、早朝は船の便がないので、テント持参の釣り人が多い。




 さて、次回は博多の食べもの編です。
by abukamo | 2009-07-27 09:38 | 釣り | Trackback | Comments(8)
博多帰省2009夏 ~博多祇園山笠~
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photo:だんな

 博多祇園山笠(やま「が」さ、ではなくやま「か」さと読む)は博多の男衆の祭りだ。7月上旬、博多の男たちは仕事も家庭もほったらかしで祭りに熱中する。これを「山のぼせ」と言う。

 山笠は神輿ではなく、「山」。かつぐのではなく「舁(か)く」と言う。衣装は水法被に締め込み。間違って「フンドシ」などと言おうものなら、「フンドシやなか。締め込みたい!」と一喝されてしまう。下着ではなく力士のマワシと同じ神聖な衣装なのだ。

 山笠は七つの流れ(いくつかの町をまとめた自治連合のような組織)対抗で山を舁くので、それぞれの流れの結束が重要だ。目上を敬い、下の者の面倒をみる。山笠を中心に、一年を通して濃密な男衆の縦社会が培われる。

 博多のごりょんさん(商家のおかみさん)は山笠の期間中、山のぼせの主人の代わりに家業、家事、育児を一手に引き受け大わらわ。ごりょんさんが家や主人に尽くすのは、男尊女卑の土地柄というより、山笠が遊びではなく神事であることと、外で主人が立派でいることを誇りにしているからだろう。一方、若いころからやりたい放題の主人は、弱いところをすっかり握られているので、最終的にはおかみさんに頭が上がらなくなる。


 博多に着いた翌日、姉夫婦と櫛田神社へ。他流舁き(リハーサルの一種)を観た。
 今年は去年に引き続き高1の甥(姉の三男)が参加しているので、甥っ子のオシリ鑑賞会の予定だったのだが、この日は部活のため不参加とのこと。残念!

d0143592_13192598.jpg 他流舁きは、いつもは行かない他の流れの縄張りをまわる挨拶のようなもの。
 櫛田神社に向かって通りを歩いていると、向こうから山がやってきた。

d0143592_13193893.jpg 通り沿いのコンビニの人が勢い水(打ち水)を撒く。このあたりは商店を含め町ぐるみで祭りに参加しているのだ。

d0143592_13194925.jpg 櫛田神社に着く。他流舁きでは櫛田入りの練習も行われるのだ。
 この日は桟敷席は無料。15日の追い山(本番)では桟敷席は接待などに使われることが多く、なかなか席が取れない。練習とはいってもテレビで見るようなアングルで櫛田入りが見られるのはラッキーだ!

d0143592_13195892.jpg 掛け声はおいさ、おいさ。今年の一番山(当番)東流れの櫛田入り。練習とはいえ、なかなかの迫力。
 櫛田神社の清道旗のまわりをぐるりと旋回して止まる。旋回するときに、舁き手が半円に並んだ次の舁き手と流れるように交代する。見事で美しい。
 旋回すると一旦止まり、今年の一番山だけが本番の追い山で「祝い目出度」を歌う。観客も手拍子で一緒に歌う。

d0143592_1320715.jpg 歌い終わると、「ヤーッ!」という掛け声で再び山を舁く。この声を聞くだけで、気分が高揚する。博多の男衆は熱か~!

d0143592_13201973.jpg 再びおいさ、おいさの掛け声で櫛田を出ていく。この日、東流れは二度櫛田入りの練習をしていた。








 と、こんな小さな画像だけでは臨場感がなさすぎるので、櫛田入りの様子は以下動画でご覧ください。(デジカメの動画機能を使って三脚なしで撮っているので酔うかもしれません)




d0143592_13202795.jpg 櫛田神社にある飾り山。山笠には舁き山と飾り山がある。飾り山は飾っておくだけ。福岡市内14ヶ所に設置される。

d0143592_13203788.jpg こちらは川端中央街の飾り山。山には表と見送り(裏)があり、表は武者物、裏はアニメや童話を題材にしたものが多い。
 飾り山は10mもの高さがあり、下から見上げることを前提に、下は大きく上は小さい独特の遠近法で作られている。絢爛豪華で迫力満点。白熱灯に照らされた飾り山をじっと眺めていると、飾り山が迫ってくるような、自分もその世界に取り込まれてしまうような、不思議な感覚に囚われる。

d0143592_13204579.jpg こちらは上川端通り。唯一の走る飾り山笠(八番山)だ。追い山の櫛田入りでは速さを競うのではなく、山の大きさと迫力で観客を湧かす。人形が煙を吐くのも特徴で、今年は走りながら酒呑童子の人形が派手に煙を吐いていた。
 この山が走るのは櫛田入りの一部のコースのみ。移動時に電線などがひっかからないよう、伸縮式(電動)になっている。

d0143592_13223617.jpg こちらは博多リバレイン前の飾り山。大原の合戦の一場面だそうだが、この山の人形は見事だった。
 山笠の人形は博多人形師の熟練の技によって作られるが、追い山が終わった途端、どんな見事な人形もただちに解体されてしまうそうだ。




 さて、次回は博多の陸っぱり釣り編です。
by abukamo | 2009-07-25 00:38 | カテゴリなし | Trackback | Comments(4)
ただいま
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photo:だんな

 長らく留守にしておりましたが、18日深夜(というか19日)帰省から戻ってまいりました。
 その後、楽しみにしていた友人の来訪やら買い物、洗車、クーラー修理その他もろもろ忙しい日々。パソコンの前に座る時間がなかなかとれませぬ。
 とりあえず山笠の他流れ(ハーサルのようなもの)の画像を1枚。楽しかった博多の土産話は今後ぼちぼち報告させていただきます。
by abukamo | 2009-07-22 07:41 | おしらせ | Trackback | Comments(10)
帰省します
7月。郷里博多は山笠の季節です。山笠のあるけん博多たい!

というわけで、本日より帰省します。
山笠見て、鉄鍋餃子食べて、あっちこっちで投げ釣りしまくってきます。
実家のパソコンからアクセスはできますが、更新およびコメントのお返事は
遅くなるかもしれません。

では、行ってきます。
by abukamo | 2009-07-10 14:34 | おしらせ | Trackback | Comments(6)
豆腐の塩麹漬け 柚子胡椒風味
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photo:だんな


 ミキサーでピュレ状にした塩麹を使って一品。絹ごし豆腐の塩麹漬けだ。
 とはいっても、これは私のオリジナルではなく、ネットで見ていつか作ろうと思っていたもの。柚子胡椒も加えて香り良く、見た目は地味だが味はすこぶるつき。
 
 作り方は至って簡単。絹ごし豆腐を5cm角くらいに切り、重しを乗せて水きりする。ピュレ状の塩麹に柚子胡椒を少々加えて混ぜる。水きりした豆腐の表面に塩麹をまぶし、ビニール袋に入れて冷蔵庫で半日~1日置いておくだけ。
 ビニール袋から取り出した豆腐は、表面がゆるく崩れている。表面の塩麹をさっとぬぐって器に盛る。

 これが一口食べてびっくり。普通の絹ごし豆腐なのに、豆乳の味が濃厚な出来たて豆腐の味わいに。水きりした上、塩で水分が抜けているのに、とろとろにやわらかくクリーミー。柚子の香りと麹の旨味も加わって、なんともいえないおいしさだ。お酒が飲める人ならきっと冷酒なんかに合わせるのではないだろうか。

 試しに農民センターの塩麹でも作ってみたが、こちらはあまり豆乳の味がせず、麹の味が強く出た。豆腐については、塩と麹だけで作ったもののほうが合うようだが、なぜかはわからない。これでまた塩麹の謎が深まった。

 なお、豆腐は木綿でもおいしくできるらしい。汁もの用に買った豆腐が半端に余ったときに作っておくと、翌日には気の利いた肴になるだろう。

d0143592_19304774.jpg 塩麹でもう一品。

 これは壽丸さんのブログで見て真似して作った山形の「だし」。
 細かく切って塩水に漬けたキュウリと茗荷を絞り、水でもどした刻みがごめ昆布(なっと昆布でも良い)を戻し水ごと加え、塩麹で味をつけただけ。これはピュレ状ではなく粒のままの塩麹を使った。

 野菜の塩麹漬けは糠漬けの酸味に慣れた舌にはいまひとつ味が定まらず。試行錯誤の最中なのだが、これはおいしい。塩麹と昆布が合う、というのも発見だった。
 冷やっこにかけて良し、ご飯にかけて醤油をひとたらししても、これまた良しである。 


 上記二品は塩麹を加熱せずそのまま食べるので、麹に含まれる酵素を生きたまま摂取できる。これからの暑い季節にはぴったりな、塩麹料理の紹介でした。
by abukamo | 2009-07-09 08:26 | 料理ノート | Trackback | Comments(6)
塩麹まとめ その4 ~仕込みについて~
 
 塩麹まとめ その1 ~塩麹とは~ はこちら →

 塩麹まとめ その2 ~塩麹の使い方と分量~ はこちら →
 塩麹まとめ その3 ~塩麹を使った料理~ はこちら →


d0143592_1745180.jpg 先月仕込んだ塩麹。10日ほどでバナナによく似た香りがしたので完成とし、瓶に移し替えて冷蔵庫に保存した。常温でも大丈夫との話もあるが、生味噌などは室温で保存すると風味が変わってしまうので、塩麹も同じだろうとの判断である。

 塩麹の仕込み方については、まとめ3でも紹介したluckystreamさんのサイトに詳しく書いてあるが、一応わたしの備忘録として書いておくと。

 まず、生の米麹を入手。わたしは熊本の池田屋醸造から通販で購入。商品の画像は板状だが、一粒づつほぐした状態で送ってくれる。通販は送料が高くつくが、近くに味噌蔵がないので止む無し。

 生麹1kg、粗塩300gをホーローの漬けもの容器に入れてよく混ぜ合わせる。麹が板状の場合は細かくほぐしておくこと。これに水をひたひたに加え、よく混ぜる。ひたひたってどれくらい?迷いつつ1100ccの水を加えてみた。蓋をして暗いところに置いておく。
 翌日(丸一日後)見てみると、麹が盛り上っている。水を200cc加えて混ぜ、様子を見る。
 あとは毎日1回混ぜるだけ。9日目くらいにバナナに似た香りがし、翌日それがさらに強くなったところで完成とした。
 麹の発酵は乾燥より生、寒いより温かい季節のほうがすすみが早いようだ。あまり暑い季節だと扱いにくいような気もする。4~6月くらいが作りやすそうだ。

d0143592_1574382.jpg 出来上がった塩麹は結構サラサラ状態だ。味はまろやかでかなりおいしいが、やや塩の効きが良くない。水の量、全部で1,300ccはちょっと多かったのだろうか。1,000ccくらいでも良かったかも。

 先日、エビの塩麹焼きを作ったときのこと。塩麹をまぶしたエビから麹をぬぐい取るとき、殻の間に挟まった麹を取るのにちょっと手間がかかる。麹は付いたままでも良いが、取ったほうが見栄えが良い場合もある。

 そこで、瓶に入れた塩麹を半分ほどハンドミキサー(ブレンダー)にかけてみた。あっという間になめらかなピュレ状に。麹は砕くと味が変わるのでは、と思ったが、問題なし。柚子胡椒と合わせてみると、簡単に馴染んだ。これはなかなか使いやすい。麹の粒を生かしたい料理や、干物などまぶして漬けた後で洗い流す場合はそのままの塩麹を、豚ロースなどぬぐうだけの場合はピュレを使っている。

 ところで、以前より気になっていたのは、農民センターのもち米の入った三五八タイプの塩麹と、麹と塩だけの塩麹はどう違うか、ということ。
 そのまま舐めてみると、農民センターのもののほうがやや味わいが重い。匂いを嗅いでみると、塩と麹だけのもののほうが麹の発酵した香りが強い。魚や肉にまぶして焼いてみると、塩と麹だけのほうがややさっぱりした味わいだが、どちらも麹の甘い香りが立ち、仕上がりはあまり変わらず。どちらも同じようにおいしい。
 違いが出るのは、野菜など漬けて生のまま食べる場合。三五八タイプのほうが甘み麹の香りが強く出るような気がする。わたしは生のまま食べる場合は塩と麹だけのほうが好きだが、これはどちらが良いというより、完全に好みだと思う。

 先日よりコメントをいただいている仙台のサエモンさんは、以前より魚や野菜を三五八漬けにされていたとのこと。三五八の漬け床の仕込み方も詳しく記事にされている。美しい画像とわかりやすい解説、たいへん参考になる。他にも自家製カラスミ鮭のいずしなど、見るだけでも楽しい、まさに美味究真のブログだ。興味のある方は是非ご一読を。

 さて、次回はピュレ状にした塩麹と柚子胡椒を使った超簡単・すこぶるおいしい一品を紹介します。
by abukamo | 2009-07-07 15:14 | 料理ノート | Trackback | Comments(10)
イサキ 刺身と塩麹焼き
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photo:だんな


 だんなが松輪瀬で釣ってきた30cmを超える良型イサキ。プンプンに太ったメタボくんだ。

 良型は全部で4尾。1尾は刺身で、2尾は塩焼き、残る1尾は塩麹焼きに。
 まずは刺身。一緒に釣れたアジと盛り合わせに。相変わらず盛り付けは変だが、味のほうは一級品。脂のノリも上々で、旨味もたっぷり。家庭でこんな刺身が食べられるなんて幸せだ、としみじみ思う。

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 こちらは塩麹焼き。三枚におろしたイサキに自家製塩麹をまぶして1時間ほど置き、魚焼きグリルで焼いたもの。イサキの脂と旨味に麹のコクと塩気が加わり、大層美味。
 イサキはほんとに塩麹がよく合う。また、塩が効きやすい魚なので、長時間漬けなくても大丈夫だが、漬けて数日熟成させたものも、これまたおいしい。

 画像はないが、良型イサキの塩焼き、これはもう言うことなし。イサキは塩焼きの王様だ、と食べる度に思う。

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 こちらは松輪瀬で釣れたあぶってかも。塩麹に数日漬けたものだが、今回も塩の効きはいまひとつ。やはりスズメダイのウロコは塩を通しにくいので、先にさっと塩でしめてから塩麹に漬けたほうが良いのかもしれない。

 しかし、脂ののったあぶってかもはやはり美味。焼くと皮が破れ、白い背身をチラ見せしている。ウロコもパリパリだ。小さい魚なので、おかずにするには1匹ではとても足りないが、酒の肴につまむにはちょうど良いだろう。

オマケ
by abukamo | 2009-07-02 16:01 | 魚料理 | Trackback | Comments(12)