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アマダイの木の芽寿司
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photo:だんな

 先日の取材で出した〆の料理、アマダイの木の芽寿司。昆布〆にした白身の魚で作る一口サイズの寿司である。お気に入りの料理本「酒菜 居酒屋の料理476」の真鯛の木の芽寿司を応用して作ってみた。

 実は今回、アマダイを仕入れる名目で土日の両日釣りに出かけただんなだったが、どちらも釣果冴えず。土曜日にまぁまぁサイズが1匹釣れたのみ。仕方がないので、アマダイ料理はこれでしのぐしかない。

 アマダイはウロコを引かずに三枚におろし、ウロコもろとも皮を引く。これは後でウロコ揚げに使う。
 サクにした身に塩を振り、冷蔵庫で2時間。酒でさっと塩を洗い、酢で表面を拭いた昆布に挟み、ラップで包む。これをまた冷蔵庫で2時間…のつもりが、3時間以上置いてしまった。あまり大きな身ではないので昆布の味がつきすぎたのでは、と焦って取り出すと、案の定表面の飴色が強い。しまった。

 仕方がないので、このまま続行。昆布〆にした身を薄くスライスする。ラップを広げ、スライスした身を少し重ねながら縦に並べる。手の平で叩いた木の芽の葉裏を表にして乗せる。さらに酢飯を棒状に乗せて巻く。
 これを涼しいところで3時間ほど置いて馴染ませ、一口大に切って器に盛る。
 このまま出しても良いと思うが、アマダイには柚子が合う。おろし柚子を乗せたいが、木の芽の香りもあるしやりすぎだろうか、と悩んだ末、やはりちょっぴり乗せることに。
 添え物に茗荷の甘酢漬けを。汁物はアマダイとオニカサゴ(ミニサイズ)の兜汁。

d0143592_15103294.jpg 昆布で〆すぎたアマダイも酢飯と合わせて寝かせた間に味が落ち着いたらしい。味見をしたら、なかなか良い感じ。ラップが接していた身は半透明でテロテロの質感になっている。柔らかすぎず、ちょうど良い食感だ。

 しかし、おろし柚子に関しては取材後にだんなが「あれはいらなかったと思う」と言う。やはりそうか…。今回はちょっと見た目を意識しすぎたのかもしれない。

 皮と一緒に引いたウロコはウロコ揚げに。身がついていないので魅力半減だが、出してみたら結構喜ばれたようだ。これでアマダイ1匹、ワタ以外はすべて使い切った。

 木の芽は買ったものは鮮度が落ちているので、洗っただけでしおれてしまうことがある。使う数時間前から水に漬けておくと、ピンとなって扱いやすくなる。
by abukamo | 2010-01-29 15:14 | 魚料理 | Trackback | Comments(7)
おしらせ

d0143592_833422.jpg 週末、日替わり更新の人気サイト@nifty デイリーポータルZの取材を受けました。
「ブログに載っている料理がおいしそうなので、食べさせてほしい!」という企画です。年末に取材依頼をいただいたときには、「なんでまぁこんなマニアックで生臭いブログを…」と驚きましたが、面白そうなので受けてみました。

 デイリーポータルZは娯楽サイトですが、面白さを追求する姿勢は大変真面目です。依頼してくださったライターの玉置さんは食べ物系・生き物系の記事を多く担当されていますが、以前から興味を持つ対象に当ブログとの共通性を感じていました。

 取材には編集部の工藤さんも来られ、丁寧に料理を撮影してくださいました。料理の出来はいまひとつのものもありましたが、きれいに平らげていただきました。あぶかもの料理が本当においしいのか、それともちょっと写真うつりが良いだけの自画自賛料理なのかは記事を見てのお楽しみです(あぁ恐ろしい…)。

 料理上手なお友達を紹介してくださいとのことでしたので、あの人(まだ秘密にしておきます)を紹介しました。記事はその方の取材と併せて、2月末に掲載される予定です。先にブログに載せてもらって構いませんよ、とのことでしたので、とりあえずお知らせしておきます。
by abukamo | 2010-01-26 08:12 | おしらせ | Trackback | Comments(12)
海鮮塩焼きそば
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photo:だんな

 最近、塩だれの焼きそばにハマっている。

 わたしが焼きそばを人並みに作れるようになったのは、一昨年から。NHKの「ためしてガッテン」の焼きそば特集を見てからだ。
 それまでは麺の表面が溶けてフライパンにくっついたり、野菜を炒めすぎたり、さんざんな出来で、正直やきそばは苦手な料理だった。

 ガッテン流の焼きそばは、麺をほぐさずに両面焼きつけ、野菜などと一緒に短時間蒸し煮するというもの。ほぐすのは最後、ソースを加える直前である。意表をつくやり方だが、やってみたらこれが大成功。麺の表面はまったく溶けておらず、パラパラ状態。食感はもちもちしている。野菜は甘く、まったく水っぽくない。しかも、作ったあとのフライパンのこびりつきはゼロ。

 以来、このやり方でおいしい焼きそばが食べられるようになり、週末の焼きそば率が高くなった。以前のやり方では作る気がしなかった塩焼きそばも、これならいける。冷凍しておいたイカげそ、むきえびを使って作る海鮮塩焼きそばも定番だ。

d0143592_14303461.jpg 塩だれの作り方はこちらを参考に
 水80cc、みりん・酒各大さじ1、塩・すりゴマ各小さじ1、鶏がらスープ(顆粒)小さじ1/2、おろしニンニク小さじ1/2、胡椒適量を合わせておく。

 イカげそ、エビは解凍して塩、酒少々で下味を。もやしは根をとって15秒下茹で。キャベツ、太ネギは適当な大きさに切っておく。

 フライパンを熱して油を引き、イカげそ、エビをさっと炒めて皿に取り出しておく。油を追加し、麺をほぐさずに入れて中火で2分焼きつける。ひっくり返して反対面も同じように1分焼く。このときフライパンの空いたスペースに野菜を入れておく。
 水40cc(二人分作るときでもこの量で大丈夫)を全体にかけまわし、すぐに蓋をして1分半。蓋をとり、麺をほぐす。イカげそとエビを戻し入れて塩だれをかけ、全体をざっと合わせる。火を止め、レモン汁1/2個分をかけて皿に盛り、三つ葉を添える。

d0143592_1575214.jpg 塩胡椒とレモンだけでもまずくはないが、塩だれのみりんと酒が旨味をまとめてくれる。イカやエビでなく、豚肉でももちろんおいしい。
 
 塩だれは焼きそばだけでなく、鶏肉のソテーなどに使っても美味。右画像は薩摩地鶏とキャベツ、ねぎをスキレットで焼いて塩だれをかけたもの。歯ごたえの良い、噛めば噛むほど味が出る薩摩地鶏に塩だれとレモン。これはイケます。
by abukamo | 2010-01-21 15:49 | 魚料理 | Trackback | Comments(6)
アナゴの白焼き茶漬け
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photo:だんな

 脂のノリがそうでもないアナゴで一品。

 カワハギ釣りのお土産で、宿からいただいてきた巨大アナゴ。見事に太ってはいるが、このまま焼くと皮が固いかもしれない。さっと蒸してから白焼きにしよう。ふっくらした白焼きに生山葵を添えて食べるのだ!

 ところが、蒸し器の蓋を開けると、脂が少ないアナゴだったうえに蒸し方が悪かったのか、すっかり身が痩せてしまっている。これを焼いてもふっくら柔らかい白焼きにはならないだろう。夢破れ、すっかり意気消沈である。

 しかし、せっかくの天然アナゴ、おいしくいただかねばもったいない。予定を変更して、こんがり焼いてお茶漬けでいってみよう。ビジュアルの参考はコチラ

d0143592_17393535.jpg 昆布とかつおぶしで出汁をとり、酒、塩、薄口少々で調味して吸い地を作る。

 アナゴは開いて串を打ち、さっと蒸し、魚焼きグリルで焼く。身側はさっと、皮目はこんがりと。

 塩少なめでおにぎりを握る。フライパンを熱し、火を弱めてゴマ油をしく。キッチンペーパーで余分な油をさっとぬぐって、おにぎりの両面を焼く。ひっくり返すときは、菜箸にしろ指にしろ水でさっと濡らすとくっつかない。両面に焼き目がついたら取り出しておく。

 丼に焼きおにぎりを入れ、アナゴを乗せてあつあつの吸い地を張る。三つ葉、生山葵を添え、あられを散らせば出来上がり。あられがなければ、白ゴマでも。塩昆布や切り海苔を乗せても良いだろう。

 固くしまっていた焼きアナゴが、吸い地でしっとりやわらかくなっている。皮はやはり少々弾力があるが、焼き目の香ばしさでぎりぎりカバー。山葵の香りがいい。なんとかおいしく食べられて、よかったよかった。
by abukamo | 2010-01-15 18:31 | 魚料理 | Trackback | Comments(6)
スモークサーモンの鱒寿司風
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photo:だんな

d0143592_3315657.jpg お正月の余り食材をおいしく消費しようシリ~ズ。

 昨年のお正月後は笹寿司風に作ったスモークサーモンの押し寿司。これを今度は鱒寿司風に。とはいっても使う材料は同じ。形が違うだけである。
 以前、自分で釣ったサクラマスで作った鱒寿司。曲げわっぱの代わりに漬けものセットを型にしたら、とんでもなくデカい鱒寿司ができてしまった。そこで、今回は18cmのケーキ型を使って作ることに。テフロン加工で底が抜けないタイプの型である。

 お正月に使った熊笹の残りを冷凍したものを水に漬けて解凍する。1時間以上漬けて繊維の中までしっかり水を浸透させておくと、表面がマダラ模様にならず、すぐに乾燥することもない。

d0143592_3324936.jpg 鱒寿司を作ったとき、ちょっと酢飯の量が多すぎたので、今回は少なめで作ってみる。
 酢飯は寿司2台分で1.5合分ほど用意する。レモンの薄切り2枚を8等分に切っておく。塩漬けのケッパーを水に漬けて軽く塩抜きし、水気を切って粗みじんに切っておく。

 ケーキ型に熊笹を放射状に敷き詰める。ケーキ型に酢飯がつかないよう、きっちりと。もしくは熊笹の下にラップを敷いても良い。熊笹の上にレモンを並べ、その上にスモークサーモンをこれも放射状に敷き詰める。すき間を空けず、重なりすぎないように。寿司1台にサーモン10~12枚ほど使用。
 サーモンの上にケッパーを散らし、酢飯を少しづつ均一に詰めていく。酢水で濡らした手で詰めると良い。
 熊笹を内側に折って蓋にし、すき間が空くようならラップを敷いて、上の段の熊笹を敷く。あとは同じくりかえしで、2台分の寿司を作る。

 寿司の上に底の平たい皿を乗せ、その上に落とし蓋、重しを乗せる。このまま涼しい場所で2~3時間ほど置いて馴染ませる。この重しは5.5kgでちょっと重すぎて安定が悪い。このサイズなら2~3kgくらいで良さそう。

 3時間後、型から寿司を取り出す。あれ?丸い寿司を作ったつもりなのに五角形になっている。ケーキ型が小さく高さがあるため、熊笹が邪魔して角ができてしまった。難しいものだ。
 漬けもの容器、ケーキ型ともにいまひとつの結果となってしまったので、来年に向けてより良い代用容器を探しておこうと思う。

d0143592_3565037.jpg 出来上がったサーモン寿司はこのままだと酢飯が上になっているので、上下をひっくり返して熊笹に乗せなおす。スモークサーモンは柔らかいので、切り分けるのは食事用のナイフで十分。

 食卓に乗せると、熊笹とサーモンのスモークの良い香りが漂う。味のほうは昨年同様でおいしいのだが、サーモンの量とご飯のバランスがいまいちで、少々しょっぱい。酒の肴にちょっぴり、なら良いだろうが、食事として食べるならもう少しサーモンの量を減らした方が良さそうだ。

 ところで、偶然だが同じ日のトコリーナさん宅の食卓にもサーモンの手まり寿司が。こちらは酢飯に塩漬けケッパーと玉ねぎのみじん切り、黒こしょうとクリームチーズが入っている。洋風のコハダなますといい、山ワサビの醤油漬けといい、さすがのセンスである。

d0143592_4131175.jpg さて、こちらは賞味期限が少々怪しいソフトにしんと早煮昆布で作った昆布巻き。干したにしんは大好きだが、身欠きにしんは手間がかかる。ソフトにしんはさっと茹でただけで使えるし、早煮昆布はもどすのも煮えるのも早いので、全部で1時間もあれば出来てしまう。

 ソフトにしんは茹でて棒状に切るが、長さは昆布の幅より少し長めのほうが巻きやすい。やや薄めの煮汁がなくなるまで30~40分煮ると、やわらかくておいしい昆布巻きになった。
by abukamo | 2010-01-14 07:34 | 魚料理 | Trackback | Comments(6)
牡蠣と生ハムの春巻き
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photo:だんな


 テレビで見た料理をアレンジして一品。これはヒットです。
 
d0143592_7203815.jpg 昼間はテレビを見ない派のわたしだが、昨年の11月、たまたま「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」でおいしそうな料理をやっているのを見た。オイスターロール、牡蠣の春巻きだ。豚ひき肉、ベーコン、玉ねぎなどを炒めたものを牡蠣と一緒に春巻きの皮で巻いて揚げた料理。試食をした上沼恵美子の目が、おしゃべり以上に「これはおいしい!」と語っているように見えた。

 お正月も終わり、冷蔵庫に消費期限の迫った生ハムがある。そうだ、あの料理を生ハムを使ってやってみよう、と思い立った。

 オリジナルのレシピでは大判サイズの春巻きの皮に牡蠣を縦に二つ並べて巻いていたが、今回は小さいサイズで牡蠣は1個。
 グリーンアスパラは長いまま茹で、牡蠣の長さに切って縦に二つ割りにしておく。
 牡蠣(加熱用)は塩水の中で振り洗いし、きちんと水気をとっておく。
 生ハムは牡蠣が巻ける大きさで、塩気の強さによってサイズを加減すると良い。

 生ハムを広げ、牡蠣とアスパラをくるりと巻く。これを春巻きの皮に乗せて巻く。あまりキツキツに巻かず、少しゆったりめに。巻き終わりに小麦粉の水溶きを塗り、剥がれないようにしっかり糊づけし、170℃に熱した油で色よく揚げる。

 生ハムの塩気があるので、ソースなどは添えない。揚げたてをガブリと食べると、口いっぱいに牡蠣の旨味がひろがる。パリパリの皮の中は牡蠣の白濁スープに生ハムの溶けた脂が混ざって、とってもジューシー。画像の断面を見ると生ハムの色が目立つが、味は牡蠣のほうが強い。それに生ハムがコクと塩気を加えている。これはもしかしたらカキフライより牡蠣の味がしっかり味わえるような気がする。やはり、あのときの恵美子の目に嘘はなかった!

 オリジナルのレシピもきっとおいしいと思うが、生ハムを使うと、より簡単にできる。冷めると牡蠣のスープが滲み出て皮がふやけてしまうので、出来たてアツアツをどうぞ。
 
 
by abukamo | 2010-01-13 07:43 | 魚料理 | Trackback | Comments(2)
かつを菜と仙台麩の煮びたし
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photo:だんな

 ほんのり苦味のある野菜は油と相性が良い。たらの芽や春の野草の天ぷらもそうだし、セリとベーコンの炒め物はとてもおいしい。

 昨年末、例によって博多の叔父から野菜がたっぷり届いた。もっとも心待ちにしているのが「かつを菜」。叔父が市民農園で丹精込めて育てた無農薬のかつを菜は、ことのほかおいしい。ほんのりとした苦味と甘み、しゃわしゃわの食感、鮮やかな緑色。昨年も記事にしたが、博多のぶり雑煮にかつを菜は必須。これがないとちゃんとした博多雑煮はできない。
 山盛りのかつを菜はすぐに茹でてお正月用に冷凍するが、せっかくなので5枚ほど生のまま残し、仙台麩と一緒に煮びたしを作ってみた。

 かつを菜は洗って5cm長さに切る。鍋にゴマ油をしき、かつを菜をさっと炒め、だし汁をひたひたに加える。沸いたら酒、薄口醤油、塩を加え、2cm厚さに切った仙台麩を入れてさっと煮る。味を見てナンプラー少々で味を調え、火をとめて味を含ませる。

 10分もあればできる簡単料理だが、かつを菜のほろ苦さと甘さを油が引きだしてくれて、すこぶる美味。仙台麩は最近関東でもよく売られているので、見かけると買ってくる。食感とコク出し、ボリュームアップにとても良い。煮びたしに使うと、旨味のある出汁をたっぷり吸ってくれる。未開封なら保存がきくし、肉の代用にもなるので、常備しておくと重宝する。
 葉物野菜が好きなだんなは「旨いよねぇ、かつを菜!」とすっかりお気に入り。時間も手間もかけられない年末の食卓に、こういう一品はうれしい。

 他にも叔父の野菜ボックスには大根、カブ、ねぎ、サラダ菜、サラダからし菜、とうがらし、落花生などいろいろ詰まっていた。ねぎは数本プランターに植え、サラダからし菜は一夜漬けに。4cm長さに切ったサラダからし菜を塩でもみ、ビニール袋に入れて重しをして一晩おく。からし菜らしいピリッとした刺激があり、醤油を少々かけるとご飯によく合う漬けものに。

 以下は今年のお正月料理。

d0143592_10314336.jpg こちらはかつを菜の入ったぶり雑煮。塩ぶりに使ったのは残念ながら釣りモノではなく、スーパーで買った養殖もの。天然ぶりにはかなわないが、それでも塩をふって熟成させたぶりはほろりとしてなかなかの味。あごと昆布でとった出汁にぶりの脂が点々と浮かんで、しみじみおいしい。

d0143592_1032289.jpg これも恒例のひたし豆。黒豆のかわりである。今年は干し貝柱がなかったので、干しえびで作ってみた。戻し汁を出汁にしたので、旨味のある良い味になった。
 ひたし豆は黒豆より短時間で手間なくできるし、甘くないので飽きが来ず、酒の肴にもなる。たくさん作ったのに、三日で完食。

d0143592_10322352.jpg あご、昆布、干し椎茸の出汁で煮たがめ煮。煮かえして少々崩れてしまったが、さつま地鶏が良い味を出している。この鶏は年末に実家から送ってもらった福岡の鶏専門店のもの。新鮮で安くて良い鶏だけを売っている、人に教えるのが惜しいほどの良店だ。ショーケースの中の鶏はどれも美しく「作品」のよう。また、この店の鶏ガラでスープをとった水炊きは最高だ。

 今回使った芋は里芋ではなく、えび芋。年末に行った高尾の「うかい鳥山」で食べたえび芋の煮物があまりにおいしくて、がめ煮に使ってみた。緻密な肉質で、くわいのような独特の良い香りがする。京野菜らしいが、また見かけたら買ってこよう。

 ほかには若鶏の照り焼き、ごまめ、たたきごぼう、前述の伊達巻き、蒲鉾など。31日の夜から徹夜で作った一夜漬け料理なので品数も少なかったが、カニといくらのおかげで豪華なお正月になったのだった。

※クリスマスのエビは…
by abukamo | 2010-01-09 11:33 | 料理ノート | Trackback | Comments(10)
北の海から
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photo:だんな

 年末、北の海の贈り物が届いた。北海道のLLさんから「送ります」と連絡をいただいてから、指折り数えて待っていた。

 LLさんとは、昨年より物々交換条約が締結され、LLさんからは北の幸を、うちからは釣りたての魚や干物を時々交換している。これを平成のエビタイ条約と言う(うそです)。
 どう考えても我が家は毎回エビでタイが釣れているのだが、LLさんによると関東で釣れる魚の中には北海道ではなかなか手に入らない魚もあるのだとか。

 今回いただいたエビタイは、エビでもタイでもないが海の幸。どっさりのいくら醤油漬けと、カニ爪下ポーション。どちらも宝物のような美しさ。

d0143592_13534196.jpg まずは、いくら丼。最初はあったかいご飯で丼に。これも大層おいしかったのだけど、まだまだいくらはたっぷりある。酢飯でも食べたいよね、ということで、翌日は酢飯のいくら丼に。

 酢飯を丼に盛り、半分に切り海苔を乗せる。海苔の上に大葉、釣りたてのスミイカの刺身、山葵とスダチを添え、残ったスペースにこれでもか、といくらを盛る。テーブルの上がいくらの赤でぱっと華やかになった。めでたいなぁ。おいしいなぁ。


もうひとつは、カニ爪下ポーション。ズワイ蟹の爪の下、人間でいえば二の腕にあたるところの殻をとってしゃぶしゃぶ用にしたもの。これもどっさり1kg!

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d0143592_14362983.jpg 解凍したカニ爪下ポーション(半分量)。あまりにもおいしそうで、眩暈がする。生のカニしゃぶはテレビでしか見たことがない。はじめての経験だ。鍋野菜不足で用意できたのは白菜、セリ、白ねぎ、人参、しめじだけだが、カニが主役なのでこれでOKだ。

 土鍋に湧いた昆布のだし汁に野菜を少々入れ、カニ爪下をそっと入れてしゃぶしゃぶ。表面が白くなったところでさっと引き揚げ、添付のたれにつけていただく。

「んー、とろけるぅ」だんなはヒヨコの目でうっとり。表面だけちりちりとなった身の中はレア状態。口に入れるとトロリと溶けてなくなる。口に残るのは、カニの上品な甘味だけ。
 剥き身部分を食べ終わったら、カニ雑炊タイムだ。殻を全部鍋に投入。火を通して、身をとりだし、鍋にもどす。これに水で洗ったご飯を入れ、沸いたら塩で調味し、溶き卵を流し入れる。セリを添えていただく。セリは香りが強すぎるかな、とやや不安だったが、ほど良いアクセントに。カニのだしがたっぷり出た、滋味深い、それはそれはおいしい雑炊だった。

 残りのカニ爪下は冷凍庫で出番待ち。天ぷら、フライ、スキレット焼き。何にしようか考え中である。LLさん、おいしいエビタイありがとうございました。
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by abukamo | 2010-01-04 15:00 | 魚料理 | Trackback | Comments(12)
アマダイのカマボコ 2010
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photo:だんな

 昨年に引き続き、アマダイでおせち用の蒲鉾を作った。昨年は食感は最高だったものの、塩が多すぎてしょっぱい蒲鉾になってしまった。その後、何度か作ってレシピを改良したので今回は大丈夫だろう。

d0143592_7392293.jpg と思って出来上がった蒲鉾を食べたら、今度は食感がいまいち。やわらかすぎて、弾力が足りない。蒲鉾はきちっとした歯ごたえが必須なのに。
 塩分が足りないと歯ごたえが出ないので、しょっぱくなく、歯ごたえも出る塩の量を決めたはずだったのに、なにが原因なのだろうか。
 最初は蒸し時間が足りなかったのかと思い、試しに切った蒲鉾を茹でてみたが、熱いときは歯ごたえが少し増すものの、冷めるとまたやわらかくなってしまう。

 作ったのは昆布蒲鉾、板つき蒲鉾、焼き蒲鉾の三種類。魚肉800gでたっぷり作ったのに、これではおすそ分けもできない。がっかりして冷蔵庫に入れて放置し、二日後に食べてみたら…あらら、ちゃんと歯ごたえが出て蒲鉾らしくなっている!弾力もちゃんと出て、断面もつるつるだ。これは一体どうしたことなのか。

d0143592_7393478.jpg ひとつ考えられるのは、いつもは魚肉に塩を溶かした水だけを加えてしばらく撹拌し、その後砂糖やみりんなどを加えていたのに、今回はすべての調味料(小麦粉含む)を全部混ぜておき、一度に加えてみた。これがいつもとは唯一違う点だ。この手順の違いが、たんぱく質に及ぼす作用に違いを生じたのだろうか。
 なんだか釈然としないが、こういうところが手作りの面白さでもある。今期のアマダイでもう一度試してみねばなるまい。

 味そのものはアマダイを使っただけに上品。混ぜ物がないので、魚の純粋なおいしさが味わえる。焼き蒲鉾は魚焼きグリルで表面を焼いて蒸したものだが、焼いたときに一部焦げてしまい、せっかく表面にできたおいしい皮(膜)がハゲてしまった。平たい蒲鉾にすれば、焼きムラをおさえられるかもしれない。しかし、この焼き蒲は歯ごたえも一層良く、とてもおいしい蒲鉾になった。

 終わりよければすべてよし。冷蔵庫でいつの間にか完成した蒲鉾は、伊達巻きと一緒に盛りつけて、おせちらしくいただいたのだった。
by abukamo | 2010-01-04 13:27 | 魚料理 | Trackback | Comments(2)
伊達巻き
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photo:だんな

 あけましておめでとうございます。

 旧年中は、あぶかもをご覧いただき、大変ありがとうございました。

 頭の中に貯まった魚料理の試行錯誤をいつかはブログにしなければ。との思いで、あぶかもを始めて今年で三年目。昨年は数多くのブロガーさんとの交流が深まり、たくさんの刺激を受けて収穫の多い一年でした。
 やればやるほどやりたいことや課題が見つかり、まだまだお楽しみは続きそうです。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今年最初の料理は、伊達巻き。

d0143592_1632342.jpg 甘くてしっとりしたカステラのような、でもほんのり魚の味がするおせち料理の定番。ふだんから食べたいと思うものではないけれど、年に一度くらいは。と、買ってはみても、あまりの甘さに一切れで十分。二人で1本を食べきるのはとても難儀する。そこで、甘さ控えめの伊達巻きを作ってみることに。

 参考にしたレシピはコチラ。ただし、分量は1本分(レシピのほぼ半分)で、醤油は薄口を、魚はアマダイのフィレを使った。混ぜるのは、すり身にしたフードプロセッサーをそのまま使用。型は20×20のスクウェア型。オーブンの設定は最初200℃にしたが、焦げ目が強かったので、最後の7分くらいは150℃に落として焼いた。


d0143592_16322782.jpg 出来上がりは上の画像の通り、ちょっとふくらみが足りない。食感も少々締まった感じがして、ふんわり感が足りない。型と分量のバランスが悪いのもあるだろうし、ちょっとオーブンの温度が高すぎたのかも。

 しかし、味のほうはばっちり。市販のものに比べると甘さはグッと控えめ。魚の味も良い具合。焼きあがるときのカステラのような卵の匂いも良い。意外と手間がかからずにできるので、これは是非来年以降もおせち料理に加えたい。

 コチラ(動画)を見ると、おろした大和芋を擂って加えるとふんわり焼きあがるようだ。次回はこのやり方で試してみよう。

 ところで、九州の方にはおなじみかもしれないが、youtubeを見ていたら「九州の味とともに」という焼酎の黒霧島のCMを見つけた。九州各県の名物料理を紹介する内容で、映像がとても美しい。しかも、博多篇はあぶってかもが題材になっている。このブログの文章より、この数秒の映像を見ていただいたほうが、あぶってかもの美味しさは伝わるかもしれない(ちょっと悔しい)。



 佐賀篇は有田の呉豆腐、長崎は五島うどんの地獄炊き、熊本は太平燕(タイピーエン)、大分は佐賀関の関あじ、宮崎は日の出南京、鹿児島は黒豚のしゃぶしゃぶ。

 お正月に帰郷しなかった九州出身の方は、このCMで故郷を偲んではいかがでしょうか。
by abukamo | 2010-01-03 16:37 | 魚料理 | Trackback | Comments(4)