釣りと魚料理
by abukamo
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イワシメバルのイワシ
イワシメバルのイワシ_d0143592_1627276.jpg1月も下旬になると、そろそろイワシメバルの季節である。相模湾で活きたイワシを餌に浅場のメバルを狙う。澄んだ潮で海底が見通せるような時は、船から身を乗り出すと、イワシを咥えて逃げるメバルの姿が見られることもある。浅いので引きはバツグン、かなり楽しい釣りだ。

餌のイワシは針を下顎から刺して、上顎に抜く。上手に手早く刺さないと、すぐにイワシが弱ってしまう。かじかんだ手で思わぬところに針先が行ってしまい、イワシの目がぼろっと飛び出して慌てたりする。いくら餌とはいえ気の毒なので、丁寧に刺しなおす。

メバルがなかなか釣れない時は、イワシが死ぬ前に活きが良いものと交換する。弱って顎がはずれたイワシを針からはずし、

「ありがとう。君はもう自由だよ」

かわいそうなイワシをそっと海に帰す。イワシは水面をピンピンと跳ねるような滑稽な動きで、それでも必死に波間を泳ぎ始める。しばし、その行方を見守る。
あるとき、隣で忙しくイワシを交換しながら、釣友のM氏がつぶやいた。

「イワシにゃあ、生まれたくねぇなぁ」

イワシメバルは、いろんなことを考えさせてくれる釣りである。

イワシメバルのイワシ_d0143592_18205717.jpg
by abukamo | 2008-01-22 17:09 | 釣り | Comments(0)
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